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サービスコンピューティング研究専門委員会 第32回研究会

11月8日(金) 午前 KBSE-1 (10:55~12:30)

−−− 委員長挨拶(KBSE) ( 5分 ) −−−

(1) 11:00 - 11:30
word2vecとゴールモデルの階層性を利用した類似ゴール検出方法の提案
○石川公一・小形真平(信州大)・中川博之(阪大)・岡野浩三(信州大)

(2) 11:30 - 12:00
不具合原因分析支援のためのNuSMV反例解析手法の試案
○大池勇太郎・小形真平(信州大)・青木善貴(日本ユニシス)・中川博之(阪大)・小林一樹・岡野浩三(信州大)

(3) 12:00 - 12:30
Web閲覧時におけるユーザー追跡保護と利便性確保の設定支援手法
○良知悟実・岩田 一(神奈川工科大)

−−− 昼食 ( 60分 ) −−−

11月8日(金) 午後 SC-1 ((5)はKBSE) (13:30~15:40)

(4) 13:30 - 14:00
TF-IDEと変分オートエンコーダーに基づく悪意のあるドメイン名の検出:量子サポートベクターマシンによる分類
○孫 昱偉(東大)・Ng S. T. Chong(国連大)・落合秀也(東大)

(5) 14:00 - 14:30
文書間の類似度に基づいたトレーサビリティリンク精度向上手法の検討
○東 和幸・中川博之・土屋達弘(阪大)

(6) 14:30 - 15:00
在宅高齢者を対象とした困りごと対処法推薦・共有サービスの提案
○高槻大貴・佐伯幸郎・中村匡秀(神戸大)・安田 清(阪工大)

(7) 15:00 - 15:30
IoTアプリケーションの再利用効率化による開発迅速化技術の研究
○那須弘志・畑崎恵介(日立)

−−− 休憩 ( 10分 ) −−−

11月8日(金) 午後 KBSE-2 (15:40~17:10)

(8) 15:40 - 16:10
ある組込みシステムの開発と検証のケーススタディ
○岡野浩三・小形真平・夏目実希(信州大)

(9) 16:10 - 16:40
グラフアルゴリズムに対するメタモルフィックテスティング手法の提案
○永井史優・土屋達弘(阪大)

(10) 16:40 - 17:10
日本語要求記述からのクラス図生成支援ツール
○岡崎龍ノ介・大森隆行・大西 淳(立命館大)

11月9日(土) 午前 KBSE-3 (10:00~12:15)

(11) 10:00 - 10:45
AI技術の適用可能性を評価するための業務分析手法
○竹内広宜(武蔵大)・山本修一郎(名大)

(12) 10:45 - 11:30
実プロジェクトにおける開発対象システムの保証に関する検討
○猿渡卓也・矢野 操・大山 宏(NTTデータ)

(13) 11:30 - 12:15
疑問詞を用いたビジネスモデル記法の比較法
○山本修一郎(名大)

−−− 昼食 ( 60分 ) −−−

11月9日(土) 午後 SC-2 (13:15~14:20)

(14) 13:15 - 13:45
サービス視点の指標に基づいた機械学習モデル評価手法の提案
○手塚 伸・畑崎恵介・保田淑子(日立)

(15) 13:45 - 14:15
様々なマイクロサービスからなるITシステムに対する高効率パッケージ管理技術の提案
○長沼佑樹・畑崎恵介(日立)

−−− 委員長挨拶(SC) ( 5分 ) −−−

実施報告

(2019-11-16 中村)

委員長の中村@神戸大学です.

第32回研究会も盛況のうちに終了いたしました!

今回は,信州大学・長野キャンパスにて, 知能ソフトウェア工学研究会(KBSE) との共同開催で行われました.

SC研とKBSE研の共催は毎年11月に行われており,今年で3年目を迎えます. 今回の議題は「ソフトウェア/サービスとAI」ということで,はSC・KBSEの双方から興味深い15件の発表が寄せられました. 機械学習やAIをソフトウェア・サービスに組み込むことはもはや世界の潮流となりつつあります. しかしながら,「ものづくり」として考えた場合,従来のソフトウェア工学等で培ってきたアプローチが そのまま適用できず,大きな問題となっています.

一般講演では,AIをいかにソフトウェアに作りこむか,あるいは,AIを利用していかにサービス・価値を生み出すか, という観点から,理論やアプリケーションに関する発表があり,活発な質疑が行われました.

会場となった信州大学 長野(工学)キャンパス,長野駅から2kmほどの閑静な場所にあります. 世話人の信州大・小形真平先生のおかげで,広い教室で快適に研究会を実施できました.

研究会の後の懇親会は,長野駅近くの「やま茶屋 季石庵(きせきあん)」 店のご主人が自ら採ってこられたキノコを使った「きのこ鍋」が有名なお店ということでした. 長野のおいしいお酒とキノコ鍋で大いに盛り上がりました.

開催に当たりご尽力いただきました,信州大・小形先生,大阪大・中川先生,富士通研・木村様,KBSE研究会幹事団の皆様, SC幹事団の皆様,また,発表・ご参加いただいたすべての皆様に感謝いたします.

セッションの写真

発表中に中村が撮影した写真からいくつかの発表をご紹介します.

研究会の会場の様子.

一般講演.東京大学・孫さん「TF-IDEと変分オートエンコーダーに基づく悪意のあるドメイン名の検出:量子サポートベクターマシンによる分類」

大阪大学・東さん「文書間の類似度に基づいたトレーサビリティリンク精度向上手法の検討」

神戸大学・高槻君「在宅高齢者を対象とした困りごと対処法推薦・共有サービスの提案」

日立・那須様「IoTアプリケーションの再利用効率化による開発迅速化技術の研究」

日立・手塚様「サービス視点の指標に基づいた機械学習モデル評価手法の提案」

日立・長沼様「様々なマイクロサービスからなるITシステムに対する高効率パッケージ管理技術の提案」

懇親会の写真

会場は長野駅近所の「やま茶屋 季石庵(きせきあん)」.

KBSEの立命館大学・大西先生より乾杯のごあいさつ.

阪大・中川先生と富士通研・木村さん.その後ろは学生君たちです.

長野のキノコをふんだんに使った「きのこ鍋」.おいしくいただきました.

最後はみんなで集合写真.

また来年もぜひ共催をよろしくお願いします!!

次回の予定

次回は,2020年1月24日~25日に,情報処理学会・ソフトウェア工学研究会主催の ウィンターワークショップ2020・イン・京都で,サービス指向セッションを実施します.

ワークショップならではの,サービスコンピューティングの深い議論を予定しています.

みなさん,ふるってご応募ください!!