サービスコンピューティング研究専門委員会 第37回研究会
- テーマ: サイバーフィジカルシステムを支えるサービスコンピューティング技術および一般
- 日程: 2021年3月19日(金)
- 共催: (株)日立製作所 中央研究所
- 会場: Zoomによるオンライン会議
- プログラム:
2021年 3月19日(金) 10:00~16:55 3月19日(金) 午前 セッション1: サイバーフィジカルシステムを支えるデバイス・エッジ・クラウド連携技術と運用 (10:00~13:00) −−− 開会挨拶 ( 10分 ) −−− (1) 10:10 - 10:40 スマートフォン連携データ活用システムの自動作成技術の検討 ○伊藤大生(日立)・横山 尚・國岡昭吾(日立建機) (2) 10:40 - 11:10 機械学習を活用したIT運用における正常イベント監視技術 ~ AI for IT Opsの研究 ~ ○爲重貴志・玉井康之・増田峰義・村山耕一(日立) (3) 11:10 - 11:40 クラウド・エッジでの自在な機器接続を目指したFogコンピューティングテストベッドの構築 ○菊地俊介(さくらインターネット)・正木晶子・三谷佳一・山根慶大・高浦則克(日立) −−− 昼休憩 ( 80分 ) −−− 3月19日(金) 午後 セッション2: サービス応用および理論 (13:00~15:15) (4) 13:00 - 13:30 コグニティブサービスを用いた翻訳エージェント ○松岡勇樹(立命館大) (5) 13:30 - 14:00 低資源言語ためのブロックチェーンに基づく非中央集権型辞書システム ○張 禹王(立命館大) (6) 14:00 - 14:30 健康寿命延伸に向けたフレイル・メータの研究 ○小林 透・岸本友太・木村福義・深江一輝・今井哲郎・荒井研一(長崎大) (7) 14:30 - 15:00 多人数不完全不確定情報ゲームにおけるMiniMax法によるゲームAI ~ ボードゲームBLUFF ~ ○岸本野之香・須永 宏(阪工大) −−− 休憩 ( 15分 ) −−− 3月19日(金) 午後 セッション3: 社会課題を解決するサービス (15:15~16:55) (8) 15:15 - 15:45 救急ビッグデータに基づく2020年の熱中症搬送者分析 ○松場建都・佐伯幸郎・中村匡秀(神戸大) (9) 15:45 - 16:15 在宅高齢者を支援する個人適応型スピーカーサービスの提案 ○明石拓弥・佐伯幸郎・中村匡秀(神戸大)・安田 清(千葉労災病院) (10) 16:15 - 16:45 在宅高齢者を対象とした困り事・対処法共有サービスの実装 ○雲丹亀和希・佐伯幸郎・中村匡秀(神戸大)・安田 清(阪工大) −−− 閉会挨拶 ( 10分 ) −−−
実施報告
(2021-05-17 中村)
SC研究会・幹事の中村@神戸大学です. 第37回研究会研究会(3/19)が,Zoomによるオンライン開催で実施され,サイバーフィジカルシステムとサービスコンピューティングに関する10件の発表が集まりました.
共催の(株)日立製作所 中央研究所は,サイバーフィジカルシステムやデジタルトランスフォーメーションの研究拠点であり,1年前の第33回開催に続き,2回目の共催になります.前回の共催時は,新型コロナウイルスによる影響が研究会へ出始めた時期であり,Zoomでのオンライン開催等,様々な試行錯誤がありました.
あれから1年が経過しましたが,残念ながらコロナ禍の状況は好転せず,今回もオンラインでの開催になりました.しかし一方で,今回のテーマであるサイバーフィジカルシステムやデジタルトランスフォーメーションを支えるサービスコンピューティングの重要性がより増している状況であり,「ニューノーマル」時代の研究会のあり方をより一層模索していく必要があると切に思いました.
発表の様子
日立・伊藤様のご発表,「スマートフォン連携データ活用システムの自動作成技術の検討」
日立・爲重様のご発表,「機械学習を活用したIT運用における正常イベント監視技術 ~ AI for IT Opsの研究 ~」
さくらインターネット・菊池様のご発表,「クラウド・エッジでの自在な機器接続を目指したFogコンピューティングテストベッドの構築」
立命館大・松岡さんのご発表.「コグニティブサービスを用いた翻訳エージェント」
立命館大・張さんのご発表.「低資源言語ためのブロックチェーンに基づく非中央集権型辞書システム」
長崎大・小林先生のご発表,「健康寿命延伸に向けたフレイル・メータの研究」
阪工大・岸本さんのご発表,「多人数不完全不確定情報ゲームにおけるMiniMax法によるゲームAI ~ ボードゲームBLUFF ~」
神戸大・松場君の発表,「救急ビッグデータに基づく2020年の熱中症搬送者分析」
神戸大・明石君の発表,「在宅高齢者を支援する個人適応型スピーカーサービスの提案」
神戸大・雲丹亀君の発表,「在宅高齢者を対象とした困り事・対処法共有サービスの実装」
次回の予定
次回の第38回研究会は2021年5月28日(金)の予定で,Zoomによるオンライン,および,会津大学のハイブリッド開催となります. (会津大での参加は学内関係者のみとなります.ご了承ください) また,日本ソフトウェア科学会・機械学習工学研究会様との共催,IEEE仙台セクション様の協賛で開催されます.
みなさまのご参加,お待ちしております.