サービスコンピューティング研究専門委員会 第39回研究会
- テーマ: ソサエティ5.0に向けたサービスコンピューティングとインタプライズモデル化技術,一般
- 日程: 2021年8月27日(金)
- 会場: Zoomによるオンライン
- 共催: 電子情報通信学会・ソフトウェアインタプライズモデリング研究会(SWIM)
- プログラム:
−−− SWIM委員長挨拶 ( 5分 ) −−− 8月27日(金) 午前 学生セッション1 (09:35~10:50) 座長: 山登 庸次 (NTT) (1) 09:35 - 10:00 レシートの商品特定に効果的な組み合わせ検索手法とその評価 ○飯島理人・中山雅哉(東大) (2) 10:00 - 10:25 RFC 8030とPush APIを用いたリソース単位のサーバープッシュの実現 ○伊藤悠斗・真鍋義文(工学院大) (3) 10:25 - 10:50 Combining Multiagent Reinforcement Learning and Discrete Event Modeling for Pathfinding on a Non-Grid Graph ○Shiyao Ding(Kyoto Univ.)・Hideki Aoyama(Panasonic)・Donghui Lin(Kyoto Univ.) −−− 休憩 ( 15分 ) −−− 8月27日(金) 午前 学生セッション2 (11:05~12:20) 座長: 林 章浩(静岡理工科大) (4) 11:05 - 11:30 幼保施設教職員が主導する情報システム構築を目指した預かり保育業務支援システム機能拡張実験 ○寺澤康大・宮田 樹・高橋 徹・山田耕嗣(阪産大) (5) 11:30 - 11:55 気象予報を活用した熱中症救急需要の中期予測手法の検討 ○中井哲也(神戸大)・佐伯幸郎(高知工科大)・中村匡秀(神戸大) (6) 11:55 - 12:20 コンテキストに基づくサービス連携を支援するイベントルーチングサービスの検討 ○中田匠哉・中村匡秀(神戸大) −−− 休憩 ( 50分 ) −−− 8月27日(金) 午後 一般セッション1 (13:10~14:50) 座長: 菊地 伸治 (物質・材料研究機構) (7) 13:10 - 13:35 生産性向上のためプロセス改善活動 ~ CMMI レベル 3 達成後に継続するプロセス改善活動 ~ ○林 章浩(静岡理工科大) (8) 13:35 - 14:00 An anomaly detection method to reduce the effect of concept drift ○Jaiswal Satish Kumar・Masuda Mineyoshi(Hitachi) (9) 14:00 - 14:25 ライダモニタリングによる二輪車安全向上システムの構想 ○杉野貴美廣・佐藤洋一郎・有本和民(岡山県大) (10) 14:25 - 14:50 Kafka StreamsとGitOpsによる継続的な連携を考慮したデータ連携基盤の提案 ○鳥山陽平・北島信哉・高橋 潤・山下一寛・佐々木裕介・野間 唯(富士通) −−− 休憩 ( 15分 ) −−− 8月27日(金) 午後 一般セッション2 (15:05~16:30) 座長: 調整中(SWIM担当) (11) 15:05 - 15:30 分散共有機能のサービス化に向けたプログラミングモデルの設計と実装 ○中口孝雄(京都情報大) (12) 15:30 - 15:55 プロトタイプ構築法を基にした分野別応用アイディア創出のIoT教育法の提案と実践評価 ○秋山康智(アイテック阪急阪神)・石原正仁(こども教育宝仙大)・大江信宏(サイバー大)・井上雅裕(慶大)・小泉寿男(M2M研究会) (13) 15:55 - 16:20 ヘテロデバイス自動オフロード時の電力使用量削減評価 ○山登庸次(NTT) −−− SC委員長挨拶・次回研究会案内 ( 10分 ) −−−
実施報告
(2021-08-30 中村)
SC研究会・幹事の中村@神戸大学です.8月もいよいよ終わりですね.
第39回研究会研究会は,2021年8月30日にZoomによるオンライン開催で実施されました. 例年通り,今年もSWIM研究会と共催させていただき,多数のご発表をいただきました. また,今年の新しい取り組みとして, 第20回情報科学技術フォーラム (FIT2021) の併催研究会として開催しました. これにより,研究会の学界へのより広いアピールにつながったのではないかと感じています.
セッションの内容としては,ソサエティ5.0に向けたサービスコンピューティングとインタプライズモデル化技術に関する, 13件の発表が行われました.今回もZoomによるオンライン開催でしたが,どれも大変興味深い発表であり, 非常に活発な質疑が行われました.
新型コロナウィルスの感染拡大は依然として収まらず,今回もZoomによる完全オンラインになりました. しかしながら,このような状況の中でも13件もの発表をいただき,充実した研究会となりました. コロナウィルスの猛威は当分続きそうですので,研究会としてもオンライン開催をニューノーマルとして 継続していく必要があります.オンラインでは味わえない場の雰囲気や参加者同士のインタラクションを 向上すべく,新しいツールや運営方法を引き続き模索していきたいと考えています.
発表の様子 (一部)
日立・小澤様のご発表,「Home Evacuee Support:音声対話AIを活用した在宅避難者支援システムの研究」
東大・飯島様のご発表.「レシートの商品特定に効果的な組み合わせ検索手法とその評価」
工学院大・伊藤様のご発表.「RFC 8030とPush APIを用いたリソース単位のサーバープッシュの実現」
京大・Ding様のご発表.「Combining Multiagent Reinforcement Learning and Discrete Event Modeling for Pathfinding on a Non-Grid Graph」
大阪産業大・寺沢様,宮田様のご発表.「幼保施設教職員が主導する情報システム構築を目指した預かり保育業務支援システム機能拡張実験」
神戸大・中井君の発表.「気象予報を活用した熱中症救急需要の中期予測手法の検討」
神戸大・中田君の発表.「コンテキストに基づくサービス連携を支援するイベントルーチングサービスの検討」
静岡理工大・林先生のご発表. 「生産性向上のためプロセス改善活動 ~ CMMI レベル 3 達成後に継続するプロセス改善活動 ~」
富士通研・鳥山様のご発表. 「Kafka StreamsとGitOpsによる継続的な連携を考慮したデータ連携基盤の提案」
京都情報大・中口先生のご発表. 「分散共有機能のサービス化に向けたプログラミングモデルの設計と実装」
アイテック阪急阪神・秋山様のご発表. 「プロトタイプ構築法を基にした分野別応用アイディア創出のIoT教育法の提案と実践評価」
次回の予定
次回の第40回研究会は2021年11月5日(金), 6(土)の予定です.知能ソフトウェア工学研究会(KBSE)との合同開催となります.
みなさまのご参加,お待ちしております.